インスタグラムの投稿を見ていると、「渋谷」「京都 清水寺」などの地名やスポット名がユーザー名の下に表示されているのを目にしたことはありませんか?
一見だけの場所タグのように思われるかもしれませんが、この機能を使いこなすと、個人のライフログとしても、店舗やブランドの集客ツールとしても非常に大きな効果を発揮します。
セキュリティを守りつつうまく活用するための戦略を考え、安全策を考えることが重要です。
この記事では、基本的な設定方法から削除手順、集客に役立つ活用術、安全な使い方まで、インスタグラムの位置情報を慎重に解説していきます。
位置情報とは?インスタでどう表示されるか
インスタにおける位置情報とは、投稿やストーリーに「どこで撮影したのか」「どのスポットなのか」を示す情報を付与する機能のことです。
インスタは視覚的なSNSとして発展してきましたが、人は美味しそうなカフェの写真や旅行先の絶景を見たとき、自然と「どこで撮ったんだろう?」と気になります。その疑問に即座に答えられるのが情報位置です。
表示される場所
位置情報は、ユーザーが設定すると以下の場所に表示されます。
- 投稿画面のユーザー名の下
投稿写真や動画の直下に、スポット名や地名が表示されます。例:「ブルーボトルコーヒー 渋谷店」「京都 清水寺」。 - スポット専用ページ
表示された地名をタップすると、その場所専用のページへ移動。地図でそのスポットを確認することなく、同じ場所で投稿された写真や動画が一気に一覧化されます。 - 検索画面の「場所」タブ
Instagramの検索機能には「トップ」「アカウント」「タグ」などの他にも「場所」タブがあります。ここで位置情報を検索すると、そのスポットに行う投稿がまとめて表示されます。観光前やランチ探しのとき、多くのユーザーが参考にしています。
位置情報が持つ3つの側面
インスタの位置情報は、地名を置くだけではなくSNS体験を広げる重要な要素です。
- 記録性
投稿に位置情報をつけることで、自分の旅行ログやライフスタイルの記録として機能します。後から見返したときに「どこに行ったか」が一目でわかるのは非常に便利です。 - 発見性
他の人の投稿から新しいお店や観光地を知るきっかけになります。友人やインフルエンサーが位置情報から、まだ知らなかったスポットを見つける人は非常に多いです。 - 集客性
店舗やブランドにとっては、自分のお店を訪れたユーザーの投稿が自然と口コミとして集まります。 位置情報ページ自体が「広告塔」のような役割を果たすため、戦略的に活用する企業が増えています。
表示の仕組みとユーザーの行動
インスタでは、フォロワーだけでなくフォロー外の人にも位置情報経由で投稿が表示されるケースがあります。
つまり、位置情報はユーザーの「どこ?」という関心に満足するものであると同時に、投稿者や店舗にとっては「見つけてもらう」ための仕組みなのです。
投稿への位置情報追加方法(iPhone/Android)
インスタの投稿に位置情報を追加することで、写真や動画と紐づいた「場所」を共有できます。 ユーザーにとっては旅行記録や日常ログとして便利であり、店舗やブランドにとっては集客や発見につながる重要な要素です。 ここではiPhoneとAndroid両方での手順を詳しく説明します。
iPhoneの場合
- 新規投稿を作成
画面下部の「+」アイコンをタップして、投稿に使う写真や動画を選びます。 - 編集・フィルターを選択
フィルターや明るさ調整などを除いて「次へ」をタップします。 - キャプション入力画面へ進む
コメントやハッシュタグを入力する画面に切り替わります。 - 「場所を追加」をタップ
文字入力欄のすぐ下にある「場所を追加」を押すと、通行をもとに候補リストが自動表示されます。 - スポットを選ぶ/検索する
候補リストの中から選択するか、検索窓に店舗名や地名を入力して探してください。- 近隣スポット→自動に表示
- 検索→「京都 清水寺」「スターバックス 表参道店」など詳細入力可能
- 投稿公開
投稿すると、ユーザー名の下にスポット名が表示されます。 タップするとそのスポットページへ移動でき、同じ場所で投稿された写真や動画が一覧で見られるようになります。
Androidの場合
Androidでも操作は基本的に同じですが、画面の表記やアイコンの配置が若干異なる場合がございます。
- 右上の「+」をタップして新規投稿を追加
- 写真/動画を選び、編集して「次へ」を押す
- キャプション入力画面で「場所を追加」をタップ
- 自動表示された候補、または検索欄から入力して希望のスポットを選択
- 投稿を公開すれば位置情報が反映される
位置情報追加のメリット
- 視認性:投稿上部に地名が出るので「どこでピクセルたか」が一目でわかる
- 発見性:他のユーザーが同じ場所を検索したとき、自分の投稿が表示されやすくなる
- 集客性:店舗利用者が位置情報を付けられることで、自然にクチコミ投稿が集まります
位置情報が追加できないときのチェックリスト
- 端末の「位置情報サービス」がオフになっていないか
- Instagramへの位置情報使用許可がブロックされていませんか(「設定」→「Instagram」→「位置情報」)
- 通信環境が安定しているか(Wi-Fi利用を推奨)
- スポットを求めるが未登録の場合はFacebook経由で自分で登録が必要
注意点
- 位置情報は1投稿につき1カ所のみ選択可能です。 複数スポットを載せたいときはキャプションに入れましょう。
- 自宅や生活拠点近くを使って設定するのはプライバシーリスクがあるためむしろ安心です。
まとめ
iPhoneとAndroidでの位置情報追加方法に大きな違いはありませんが、候補の表示や検索窓のデザインが微妙に異なります。どちらでも「キャプション欄→場所を追加」という流れを覚えておけば設定が可能です。 位置情報を付けることで発見性が確保され、思い出としてもビジネス活用としても価値が広がります。
ストーリーに位置情報を追加する方法
インスタのストーリーでは、写真や動画に装飾を追加して、簡単に位置情報を追加できます。 ストーリーに位置情報をつけることで、その投稿は自分のフォロワーだけでなく、**同じ場所を検索しているユーザーや「場所別ストーリー」** にも表示される可能性が生まれ、リーチが拡大します。
基本的な手順
ストーリーに位置情報を追加する手順は以下のとおりです。
- 撮影または写真・動画を選択
ストーリー作成画面でカメラを起動するか、カメラロールから投稿したい写真や動画を選びます。 - スタンプアイコンをタップ
画面上部に表示される顔型の「スタンプボタン」が押され、各種スタンプが一覧で表示されます。 - 「位置情報」を選択
「GIF」「アンケート」などのスタンプ一覧の中から「位置情報(Location)」スタンプを選びます。 - スポットを検索して選択
自動で表示される近隣候補の中から選ぶか、検索窓に地名・店舗名を入力して探します。 - デザインを選ぶ
選んだ位置情報スタンプは、タップすると表示形式(文字色・カード型・透明表示)が変わります。自分のストーリーの雰囲気に合ったスタイルを選びましょう。 - 配置して投稿
ポータルで位置情報スタンプを好きな場所に配置し、ストーリーを投稿すれば完了です。
位置情報スタンプの特徴
- 投稿後はスタンプをタップすれば、そのスポットの専用ページへジャンプできる
- 同じ位置情報を使ったストーリーが「場所別ストーリー」にまとめられやすい
→そこにピックアップされれば、フォロー外ユーザーにも見つけてもらえるチャンスが広がる - テキストキャプションに地名を書くだけではこの機能ができないため、必ずスタンプを利用しましょう
活用のコツ
- 旅行中や観光名所での投稿
京都や沖縄など観光地をタグ付けすると、同じエリアを検索している人の目に留まりやすい。 - イベントやフェス
「〇〇音楽フェス2025」といった専用スポットが用意されることがあり、そこに投稿が集まることでイベント参加者全体の盛り上がりを急速化できます。 - 店舗の集客
飲食店やショップのストーリーで店舗位置情報をつけると、検索から「場所を探している人」に投稿が届きます。UGCが集まることで店舗の情報ページが充実していきます。
注意点と安全対策
- 自宅周辺では使わないこと
自宅や学校、生活圏での位置情報スタンプは避けましょう。 - 突然投稿のリスク
旅行中に「今ここにいます」と発信すると、外出が特定される可能性があります。旅行の場合は帰宅後にまとめて投稿するのがおすすめです。
位置情報の編集・削除方法
インスタに投稿した後、「やっぱりグラム位置情報を変えたい」「公開範囲を考えて削除したい」と思うことはよくあります。 旅行やおでかけ先なら問題ない場合もありますが、自宅近くやプライベートな場所を間違って設定してしまったこともあり、確実に編集や削除をしておく必要があります。 ここでは投稿に付けた位置情報の編集方法と削除方法を詳しく解説します。
投稿の位置情報を編集する手順
既に公開している投稿に対して、位置情報を別のスポットへ行くことが可能です。
- 対象の投稿を開く
のプロフィール画面から編集したい投稿をタップします。 - 「…(スリーポイントリーダー)」をタップ
投稿の上部に並んでいるメニューアイコンを選びます。 - 「編集」を選択
本文やタグを再設定と同じ画面に切り替わります。 - 位置情報欄をタップ
現在設定している地名が表示されている部分を開くと、候補リスト画面に移動します。 - 新しいスポットを選ぶ
自動表示された候補から探すか、検索欄に地名や店舗名を入力して選択できます。 - 保存して完了
編集を終了すれば、投稿には新しい位置情報が反映されます。
この操作を行うと、古い位置情報は完全に置き換わり、スポットページにも即座に反映されます。
投稿の位置情報を削除する手順
位置情報自体を取り消したい場合は以下のように進めます。
- 編集画面を開く(上記手順の1〜3までと同じ)
- 位置情報が表示されている部分の横に「×」マークがあるのでタップ
- 「場所を削除」状態が続いて保存すれば、投稿のスポット名が消えます
削除後はその投稿が位置情報ページに表示されなくなり、自分のプライバシーを守ることができます。
ストーリーの編集・削除はできる?
- ストーリーは一度投稿すると編集不可能です。間違って位置情報を付けてしまった場合は、ストーリーを削除して再投稿する方法がありません。
- 24時間経てば自動で消えますが、不安な場合は早めに削除しましょう。
編集・削除が必要になるシーン
- 自宅近くのカフェで位置情報を入れてしまったが、その後「生活圏を知られるのはリスク」と気づいた
- 旅行中に投稿をしたもの、上の警戒から削除したい
- 店舗側でイベント終了後、投稿に付けたイベント用の一時的な位置情報を消したい
注意すべきポイント
- 位置情報を変更しても「過去に付けられた位置情報が残る」ことはなく、差し替えられたスポットだけが表示されます。
- 削除すると位置情報ページから投稿が表示されなくなるため、「その場所での口コミ」機能としてなくなることがあります。
- ストーリーについては「後から直せない」という点を踏まえて、公開前に必ず内容を確認しましょう。
まとめ
インスタの位置情報は後から簡単に変更・削除は可能ですが、ストーリーだけは例外です。プライバシーを守るためにも「不要な位置情報は削除」「投稿前に必ず確認」という意識を持つことが大切です。逆に、店舗やブランドで活用する場合には「削除しない方が資産として有効」ケースも多いため、安全と集客のバランスを考えた調整が重要になります。
位置情報が出てこない・追加できないときの対処法
インスタに投稿するとき、「場所を追加」をタップしても候補が表示されない、検索しても希望の場所が出てこない、という経験は多くのユーザーにあります。 これはアプリの問題だけでなく、端末の設定や場所データの仕組みに原因があることがほとんどです。
主な原因
- スマホ本体の位置情報設定がオフ
- iPhoneやAndroid側でGPS(位置情報サービス)が有効になっていると、一応検討を取得できるず、候補リストは表示されません。
- アプリの権限が制限されている
- Instagramアプリ自体に「位置情報の利用を許可しない」設定をしている場合、アプリは位置情報を利用できません。
- 通信環境が不安定です
- GPSは独自では精度が低く、Wi-Fiとモバイルデータ通信との組み合わせで正確に動作します。通信環境が不安定だと思われる傾向があります。
- 該当のスポットがデータベースに未登録
- インスタの位置情報はFacebookのスポットデータベースと連携しています。小規模店舗や新しい施設はまだ登録されていない場合があります。
- アプリや端末の不具合
- アプリが古いバージョンだったり、OSとの互換不具合があると正常に表示されないケースがあります。
解決策
1. 端末の位置情報サービスを有効にする
- iPhone:「設定」→「プライバシーとセキュリティ」→「位置情報サービス」をオン
- Android:「設定」→「位置情報」→スイッチをオン
- バッテリー節約のためにオフにしている人も多いため、まずはここを確認しましょう。
2. Instagramアプリの権限を確認する
- iPhone:「設定」→「Instagram」→「位置情報」→「このアプリの使用中のみ許可」
- アンドロイド:「設定」→「アプリ」→「Instagram」→「権限」→「位置情報を許可」
→常時許可しなくても「使用中のみ」で十分に動作します。
3. 通信環境を改善する
- モバイルデータ通信が弱いときはWi-Fiに切り替えてみる
- 逆にWi-Fiの位置情報が不安定な場合は一度Wi-Fiを掛けてモバイルデータで挑戦
- 屋内ではGPS精度が落ちやすいため、屋外や窓近くで再試行すると改善されることもあります
4. アプリの再起動・更新
- アプリを一度終了→再起動すると候補が復活する場合があります
- App Store / Google Playで最新バージョンにアップデート
- 端末自体を再起動するものは有効です
5. 未登録スポットを登録する
候補に出ない場合、その場所はまだFacebookのデータベースに存在しません。Facebookアプリのチェックイン機能から「新しいスポット」を作成すると、数時間〜数日でInstagramでも使えます。
よくあるケース別のアドバイス
- 新店舗をオープンしたのに位置情報がない→Facebookで事前にスポット登録を忘れずに
- 旅行先で観光地名が出て困る→広域の地名(例:「沖縄県」など)で置き換える
- 自宅近辺のカフェが出てこない→ 店舗経営者に「位置情報登録の必要性」を伝えると解決につながる場合がある
まとめ
位置情報が出てこない・追加できないときは
- 「端末設定」→位置情報オン
- 「アプリ設定」→権限許可
- 「通信環境」→Wi-Fi/モバイル切替
- 「アプリ更新・再起動」→最新化
- 「未登録スポットはFacebookで作成」
この5ステップをチェックすれば、ほとんどの場合は解消できます。 位置情報は「出ないときに解決できるかどうか」が活用の分かれ目になるため、原因を知って安心です。
活用編(有利と集客テクニック)
位置情報の主な表示場所
インスタで位置情報を設定すると、その情報は投稿やストーリーだけでなく、様々な画面や機能で表示され、閲覧ユーザーに見つけられやすい仕組みになっています。以下に主要な表示場所と、その特徴を詳しく解説します。
投稿画面の上部に表示される位置情報
ここに設定したスポット名(例:「渋谷スクランブル交差点」
「京都清水寺」など)が表示され、投稿を見た人は一目で「どこで撮った写真か」を理解できます。この表示はユーザーがタップ可能で、タップすると次の詳細ページへ遷移します。
投稿についた位置情報の専用ページ
位置情報をタップすると、そのスポット専用のページ(位置情報ページ)に飛びます。
このページでは:
- 地図上のスポットの正確な位置が表示される
- そのスポットで撮影された投稿された他のユーザーの写真や動画が一覧で表示される
- 投稿からその場所の雰囲気や人気状況、臨時の様子を視覚的に理解できる
この機能は、ユーザーが新しいお店や観光スポットを探すきっかけとして機能しており、投稿者にとっては「場所を起点にした口コミ蓄積」の場にもなっています。
検索画面の「場所」タブでの表示
Instagramアプリの検索機能には、キーワード検索の他に「場所」というタブがあります。
ここに地名や店舗名を入力すると、その位置情報に紐づく投稿が地図と一覧で表示されます。
- ユーザーは気になるやスポットの投稿をまとめて見られるエリアのため、行き先選択に利用される
- 人気スポットはマップ上にピンで表示され、タップで投稿一覧にアクセス可能
- フォロワー外の投稿も表示されやすいため、投稿者は新規ユーザーへのリーチが期待できる
発見タブのマップアイコンからの表示
Instagramの「発見」タブ(虫眼鏡アイコン)右上にはマップアイコンがあり、これをタップすると自分の立ち寄り周辺の人気スポット投稿が一覧化されます。地図をスクロールすることで、見たい
地域の投稿が検索できるため、ユーザーは勝手な場所情報を元に写真や動画に出会いやすくなっています。
プロフィール画面のビジネス住所欄
ビジネスアカウントの場合、プロフィールから「ビジネスの」住所を設定すると、プロフィール画面にその住所が表示されることもあります
。
まとめ
インスタグラムの位置情報は、一か所で見られるだけではなく、
- 投稿上部の位置情報タグ
- スポット専用の投稿一覧ページ
- 検索の場所タブや発見マップ機能
- ビジネスアカウントのプロフィール住所表示
このため、場所をしっかり設定しておくことは、単純飾りではなく
「発信力と集客力の強化」に直接する重要なポイントです。
店舗・ブランドにとっての特典
- 店舗名で検索したときに自然と候補が出てくる
- ユーザーが投稿してくれることでレビュー資産が増える
- 地域内ユーザーに効果的にリーチできる
かつて大阪の人気カフェは、店舗位置情報ページに数千件以上のUGC(写真投稿)が集まり、それ自体が広告塔となっています。
効果的な活用方法
インスタの位置情報を効果的に活用することで、投稿の見つけやすさが大幅にアップし、フォロワーや新規顧客の獲得につながります。ここでは、特にビジネスや個人の発信に向けて具体的な活用ポイントとテクニックを多面的に解説します。
店舗・ビジネスアカウント向け活用術
- 正確な店舗位置情報を必ず設定する
店舗名や住所の情報は必ず統一して正確に設定しましょう。Googleマイビジネスの登録名と同じにすることで信頼性と表示率が向上します。 - 投稿内容に合わせてスポットを利用する
例:「駅名」「近隣のランドマーク」「イベント会場」など状況に応じて別の位置情報を使うことで、ターゲットに届きやすくなります。 - リールやストーリーにも位置情報を組み込む
静止画の投稿だけでなく、動画リールやストーリーにも積極的に位置情報を付けて視認性をアップ。 - フォロワーや来店客に投稿を代わって
「うちのお店の位置情報をつけて投稿してください」と来店者に案内し、自然な口コミ投稿を増やすことで認知信頼度が向上します。
投稿するときに意識したいポイント
- 目標に合わせたエリア
地域密着なら「〇〇商店街」や「市名」など、観光客向けなら「駅名」「観光名所」など検索されやすい名前を選ぶのがコツです。 - 位置情報の一貫性を考える
毎回バラバラの位置情報を使うと分散してしまいます。 固定のスポット名を使うことで、投稿がその場所に行きやすくなります。 - タグハッシュとの併用で検索性を高める
「#渋谷カフェ」「#京都観光」などの人気ハッシュタグを組み合わせれば、位置情報とタグ検索の両面で露出が増えます。 - キャプションやストーリーでも場所を構わない
セルフブランディングやイベント告知で場所の魅力を言葉でも伝え、より多くの関心を引くことができます。
個人ユーザーの活用例
- 旅行・観光の共有思い出
行った場所ごとに位置情報を付けることで、旅の記録がより魅力的です。また、同じ場所に興味のある人の目に留まりやすくなります。 - 日常生活でのエリア情報共有
お気に入りのカフェや公園の位置情報を付けて投稿すれば、フォロワーが新しいスポットを知るきっかけに。 - イベント参加や体験共有
コンサートや展示会などのイベントの位置情報を付けて投稿すると、同じイベントに参加した人々とつながりやすくなります。
位置情報活用で得られる特典
- 投稿が「場所からの検索」に限りわかりやすくなり、フォロワー以外の新しいユーザーへリーチできる
- 店舗の場合は、新規顧客が「インスタで見つけて来店する」という動線を構築可能
- 投稿へのコメントやいいねが多く、結果的にアカウントの総合評価が上がる
- 出来事の場所情報を共有して、フォロワーとの距離感を縮める
まとめ
位置情報はそのまま「あと付けのタグ」ではなく、投稿やアカウントの発見性を大きく左右する武器です。
特にビジネスでは「正確な位置情報の設定」「継続性のある利用」「ハッシュタグ併用」「フォロワーへの投稿促進」を大胆に、Instagramを活用した強力な集客チャネルを作れます。
個人ユーザーでも「旅行記録」「日常シーンの共有」「イベント参加」など幅広い効果的な活用シーンがあり、かなり使うことでフォロワーの関心を引きつけることができます。
進化するInstagramの位置情報機能をしっかり理解して活用すれば、投稿の魅力アップと発信力強化につながると言えます。
位置情報利用のリスク
- 「自宅近くのカフェ」をいつもタグ付けする場合特定住所に接続する
- 「旅行中に今いる場所」を投稿すると、空き巣リスクが高まる
- 子供の学校や習い事先を投稿すると生活拠点を晒すことになる
安全に使うコツ
- 広域の地名(区・市名)を使う
- 旅行投稿は帰宅後にまとめて
- 自宅・職場周辺は投稿しない
- 子供やプライベートの位置情報は基本的に気にならない
完全にオフにする方法
- iPhone:設定 → プライバシーとセキュリティ → 位置情報サービス → Instagram → 「許可しない」
- Android:設定→アプリ→Instagram→権限→位置情報オフ
- 投稿時に「場所を追加」をタップしなくても無駄で運用可能
よくある質問(FAQ)
Q:非公開アカウントでも位置情報は見られますか?
A: フォロワー承認済みの相手には表示されます。非公開でも油断できません。
Q:オリジナル位置情報は誰でも作れますか?
A:Facebook経由で誰でも登録可能です。尚、住所や店舗情報は正確に入力しましょう。
Q:位置情報を複数同時に設定できますか?
A:1投稿につき1スポットのみです。複数を伝えたい場合はキャプション活用をおすすめします。
位置情報とその他サービス比較
サービス | 強み | 主な用途 |
---|---|---|
インスタグラム | 写真・体験投稿と紐づく場所情報 | 発見・集客・口コミ |
Googleマップ | 正確な住所データ・口コミ | 店舗情報探索・ナビ |
ティックトック | 動画×位置情報 | トレンド・若年層リーチ |
インスタの強みは「UGCによる口コミ+体験発信力」です。
まとめ
インスタグラムの位置情報は、ただの「場所タグ」ではなく
- 個人では旅行ログや体験記録
- 店舗やブランドでは発見性を高める集客資産
- 取り扱いを誤った場合はリスクもあるため注意が必要
という三つの側面を持っています。
プライベート利用では安全第一、ビジネス利用では積極活用。このメリハリを意識すれば、インスタの位置情報は大きな武器に変わります。